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教員紹介
氏名 明石 純一(あかし じゅんいち)

「国境を越える政治」【移民・難民研究/アジア地域の国際人口移動の分析/グローバルガバナンス】


人(あるいは労働力)・物(商品)・金(資本)、そして情報があたかも自由に国の境界線を越えているかにみえる現代社会を、「ボーダーレス」と形容することが増えました。グローバル化により世界は「ひとつ」になる、ということも頻繁に語られます。しかしそれはどこまでが本当のことなのだろう。そもそも「国家」、「国境」、「国籍」、「国民」ってなんだろう。世界各国を放浪していた大学時代にふと頭に浮かんだこの疑問に取りつかれ、今もまだ回答を探している最中です。政治学を含む社会諸科学の習得と行動による実体験を通じて現代社会の変化と普遍性を理解すること、そのような学びの場をみなさんと共有したいと考えています。


氏名 鈴木 創(すずき そう)

「比較政治学I」「比較政治学II」【現代アメリカ政治/議会研究】

新聞やテレビで政治が語られない日はありません。政治についての知識やイメージを得るこ とはそう難しいことではないでしょう。でも、常識とされていることが本当に正しいのか、 常識とされる現象がなぜ起きているのか、ちょっと立ち止まって自分の頭で考えてみてください。有名な評論家がテレビで話していることも、大学の先生が本で書いていることも、批判的に考える姿勢を身につけましょう。

氏名 関 能徳(せき かつのり)

「Politics and Society」「Japanese Politics」「Democratization」「Global Political Economy」(Global 30 Program)▶比較政治学/計量政治学/民主化・独裁体制/選挙アカウンタビリティ


政治学者とは一体何者でしょうか。経済学者が企業の社長でないように、政治学者は政治家ではありません(稀に政治家に転身する人もいますが)。政治学者が担う大きな仕事のひとつは、政治現象に関する既存の説明を批判的に評価した上で、まだ答えの出ていない問いを発見し、それに答えることで新たな知識を生産することです。政治学を専攻する学群生は、抽象的なものの考え方を発達させることを通して、知識のよりよい消費者になることが期待されます。とはいえ、ただの消費者でいるのはあまり面白くありません。知識の生産者の側に加われたら、どれだけ気分爽快でしょうか。そのためには、常日頃「なぜ」と問い続けることです。凡庸な問いかもしれないと恐れることなく、「なぜ」と問い、答えを探し続ける 4 年間を過ごしてみてください。その過程で、世界の誰もまだ知らなかった答えに辿り着けるかもしれません。


氏名 竹中 佳彦(たけなか よしひこ)

「日本政治論」「日本政治思想」「現代政治外交I・II」政治学・日本政治論(イデオロギーと政治意識、投票行動などの計量分析/戦後の政治外交史・思想史)


政治とは、あらゆる人間諸集団に見られる、人間の相互作用によって生じる現象です。それを対象とする政治学は、古代ギリシャにまでさかのぼれる学問で、経済学や心理学、社会学、歴史学などの隣接諸科学の影響を受けながら発展し、時代に応じた役割を果たしてきました。複雑な現代の諸問題を解決するために、学問はますます学際化し、総合的な視点で物事を捉えて政策的に思考する人材が求められています。社会科学を広く学びながら政治学を学べる社会学類のメリットを生かし、そのような能力を培って下さい。


氏名 崔 宰栄(ちぇ じぇよん)

「計量分析入門」【計量政治学】


社会をとりまく色々な問題に対し、自分なりの意見を持って積極的に取り組みながら、自分の価値や潜在的能力を導き出し、社会の一員として何ができるのか、何をすべきなのか、という問いに答えを見つけてみませんか。


氏名 松岡 完(まつおか ひろし)

「アメリカ外交史」「アメリカ外交史概説」【ケネディの外交/冷戦史/ヴェトナム戦争史】


受験勉強中のみなさんは、世界史や日本史は「暗記科目」で、つまらないと思っているのでは?でも本当は、歴史とは推理小説のようなもの。世の中に発生した無数の出来事の中から、それぞれの目で「事実」を選び出し、独自の「解釈」を加えることで、何が起きたのか、なぜそうなったのかという「物語」をつくりあげていく作業です。20世紀、とくにその後半の政治外交史を舞台に、その面白さを一緒に味わっていきませんか。


氏名 南山 淳(みなみやま あつし)

「国際政治学」「国際紛争論I,II」【国際政治理論/国際安全保障論/グローバル化と国際紛争/国際組織】


「ひとりを殺せば犯罪者となり、数百万人を殺せば英雄となる、数が殺人を神聖なものにするのです...」映画『殺人狂時代』(1947)のなかでチャップリン演じる連続殺人犯が発したセリフです。倫理的判断はどうあれ、人間の生命を理不尽(・・・)に(・)奪う行為という意味では,殺人と戦争の分岐は犠牲者の「数」に求めるしかないのかもしれません。ただ誤解してはならないのは,大量虐殺の結果、殺人が正当化されるわけではなく、「正当」とされる目的が戦争行為における殺人を合理化するという点です。
戦争目的が正しい否かの判断は、人によって,国によって、時代によって大きく変わってきます。アメリカ政府が、9.11同時多発テロの「首謀者」としてウサマ・ビン・ラディンを殺害した直後、アメリカ国民が歓喜する映像は、たとえ1個人の生命を奪う行為であっても、それが「テロとの戦い」という「正しい」目的のためには合理化されるという国際政治の冷徹な現実を、改めて私たちに見せつけました。その意味では、冒頭の醒め見方すらナイーヴなものに感じてしまうのは、私だけでしょうか(もはや「数の問題」ですらなく、理屈さえ通れば「容疑者」を問答無用で殺害することが「正義」として賞賛される!?)。「正しい戦争」は本当にあるのか、この難題を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


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